他社製の装置でありながら、わざわざ弊社に苦情が寄せられることで、一番多いのは、耐久性、防蝕性に起因する故障が圧倒的です。
窓拭き装置は、ごみピット内の悪環境の中でクレーン操作窓を水噴射しながら走行する装置であるが故に装置は水浸しになります。
当然の結果として、鉄材を使った装置は、2~3年もすれば、錆びて故障が頻発し、挙句の果ては、最悪動かなくなってしまい途方に暮れることになります。
ごみ処理焼却施設という公共施設に要求されるものは、10年~20年という耐久性、メンテナンス性が第1に重要です。
弊社装置は、ごみピット内にある装置ユニット、走行レール、ブラケットにステンレスを材質として採用していますので耐久性について完全保証できます。
長い目で見れば、初期コストは、鉄材に比べて高くなりますが、その後の耐久性、メンテナンスを考えると、断然長期コストとしては安くなります。
※)弊社では、今般新築ごみ処理施設の装置だけで無く、既設の20年以上経った他社製装置に対して 弊社窓拭き装置に更新・稼働することに成功しました。
本件の既設走行レールは、清掃、補修することで流用することにより効率的に納入できました。
- この製品は、ごみ焼却施設(ごみピット)内のクレーン操作窓、見学者窓をワンタッチ起動でスピーディに洗浄します。
- 洗浄方法は、窓上部外壁に設置した走行レールを横行しながら、窓ガラス部分で水、又は洗剤希釈液等をノズルで噴射して洗浄した後、ゴムワイパーで拭き取ります。
※走行レール上の埃、ごみ等は間欠エアーを走行しながら吹き飛ばして、駆動車輪のスリップを防ぎます。 - この装置は全ステンレス製でごみ焼却施設内の悪環境にも腐食しない材質を採用、駆動部のオイルも基本的に無給油で、定期的な給油は必要無く、メンテナンスフリーで、高い経済性を実現しています。
特徴
■ 装置仕様
弊社、自動窓拭き装置は焼却設備内の悪環境に対応して、本体装置、走行レール、牽引用ハンガー駆動ローラ等、全てステンレスを採用し、長期間腐食しないように保全の節約等も考慮しています。
運転方法は、操作室タッチパネル盤にて、ワンタッチ全自動運転が可能です。
運転回数は1週間に1回程度を目安に稼働して頂き、窓ガラスの汚れが酷い場合はその都度運転し、特にクレーン窓のみ洗浄する場合も個別の選択運転が可能です。
全自動運転のサイクルタイムは施設の走行レールの長さに左右されますが、標準25mで、約20分で完了します。
※下の画像をクリックしていただくと、拡大した画像をご覧頂けます。
納入実績
ごみ処理施設自動窓拭き装置
- 大阪市平野区ごみ焼却施設(JFEエンジ株式会社)2023年3月
- 春日井市クリーンセンター第2工場(JFEエンジ株式会社)2023年2月
- 大阪市住之江ごみ焼却工場(株式会社タクマ)2022年12月
- 春日井クリーンセンター第2工場(JFEエンジ株式会社)2022年9月
- 長生郡市ごみ焼却施設基幹的設備改良工事(日立造船株式会社)2021年3月
- 鶴岡市ごみ焼却施設整備・運営事業建設(日立造船株式会社)2021年1月
- 奥州金ケ崎衛生センターごみ焼却施設改良工事(株式会社タクマ)2020年12月
- 久留米市上津クリーンセンタープラント設備改良工事(株式会社タクマ) 2020年3月
- 春日部市豊野環境衛生センター設備改良工事(日立造船株式会社) 2018年4月
- 上越市廃棄物処理施設整備事業(日立造船株式会社) 2017年9月
- 津山圏域クリーンセンター施設工事(日本国土開発株式会社) 2016年3月
- 吹田市ごみ焼却施設
- 橋本市周辺広域市町村組合
- 京都市灰焼却施設
- 金沢市西部クリーンセンター
- 西宮市東部総合処理センター
- 成田市・富里市新清掃工場
- 秦野市クリーンセンター(熱回収施設)
- 西播磨環境組合
CNC自動パイプ特殊切断装置開発・製作
コージェネ空調用制御盤開発・製作
- 日世産業(株)製コージェネ空調システム統括制御盤
・ポートピアステイ貯湯槽コージェネ制御盤 2020年10月
・ラグーナ甲子園受水槽コージェネ制御盤 2019年8月
・愛人会 介護老人保健施設
・JR塚口駅前 B街区マンション 新築工事
・ジオ千里中央レジデンスマンション
・ウェリス豊中桃山台マンション